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フランスのお土産(パリ旅行おまけ)

今年のうちに、パリ旅行で買ったお土産の記録をしたいと思います。
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まずは、帰りにシャルル・ド・ゴール空港で買ったLADUREEのマカロン。12種類を2個ずつの計24個。高かったけど、日本で買うよりはずっとお安く、そしてとても美味しかったです。私たちの前の、英語を達者に操る「謎のアジア人」は同じセットを何箱も買っていて、とても気さくないい人みたいで、「日本にはこのお店あるでしょ?自分の国にはないんだ。いっぱい注文しちゃったから、先に買っていいからね。」らしきことを英語で言って 順番を譲ってくれました。
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奇跡のメダイ教会のメダイ。最近は仏教の本なんか読んでるんですけど、典型的な日本人らしく、様々な神様に頭を下げてしまうのです。
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アパートメントで食べた、チンするだけのポトフとレンズ豆と塩漬け豚の煮物の入ってた容器・・・。洗って持って帰って、今は仕事机のわきで刺繍糸入れになってます。蓋がパチンと閉まって けっこういい感じです。・・・けど、開けるとポトフの匂いがするよ・・・。中身が入ってた時のパッケージは↓こちら。美味しくいただきました。
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モノプリというスーパーで買ったチョコソース入りのクレープのお菓子。すっごく美味しくって、娘たちにも評判よくて、あっという間に食べちゃいました。そんなことなら、軽かったし、もっとたくさん買ってくればよかった・・・。
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モノプリで買った栗のペースト。以前 姉からお土産でもらって、とっても美味しかったので、チューブ入りのと缶詰と買いました。パンに塗ったりしてます。お正月休みにクレープ作る予定。
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カップスープ2種、トマトのときのこの。きのこの方はきのこの香りがすごくて ドロンと濃くて 大変美味しかったです。きのこが苦手な娘たちには「匂い すごすぎ!!」と嫌われましたが、きのこ大好きな大人2人は大満足でした。トマトの方も がっつりとトマトです。トマトのくせに やっぱりドロンとしてます。
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セーヌ川沿いの古本市で買ったポストカード、出した残りが1枚だけ手元にあります。それと、1個2ユーロのメダル。最初、ノートルダム寺院でこのメダル販売機を見つけて、その後 見つけるたびに 張り切って買いました。たいてい2種類のデザインがあって、どちらか選ぶようになっています。左から サン・ジェルマン・デ・プレ教会、ノートルダム寺院、サクレ・クール聖堂、凱旋門、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿。オルセー美術館のだけ、販売機ではなくって レジ横の籠に入ってるのを見つけて買いました。教会シリーズは 裏が十字架のデザインになっています。それから、小さな石3つ。左の2つがブローニュの森で拾ったの、右の1つがヴェルサイユ宮殿の庭園で拾ったのです。・・・へへへ。
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指ぬき。元々 人にお土産でいただいたのをきっかけに 何となく集めていまして、真ん中のが今回買ったもの。モンマルトルで買ったのに ノートルダム寺院のです。・・・へへへ。ちなみにその右のが以前シンガポールで買ったもの。左のは 娘2が留学先で買ってきてくれたもの。その左にちらっと見えてるのはエッフェル塔だけど いただきものです。
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モノプリで買ったマッシュポテト2種、プレーンとチーズ。まだ食べてないので 楽しみです。 ココアパウダー。これもまだ開けてません。ギャラリー・ラファイエット百貨店で買ったお菓子Calinous。これと同じで パッケージ違いをもう一袋買って、そっちは食べちゃいました。Calinousはプロバンス地方のアーモンドとフルーツを練って 菱形に焼いて グラス・ロワイヤルをかけたカリソンというお菓子で、ねっちりとして アーモンドの香りが高くて美味しいです。13世紀中頃、エクス・アン・プロヴァンスのルネ王とジャンヌ王妃の結婚をお祝いして作られた幸せのお菓子と言われているそうです。日本人の私が食べても なんだか懐かしい味がするんですが、なぜだろう・・。何か、知っているものに似てるのかな・・・。
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モノプリで買った、左から、チキンにまぶして焼くだけの調味料、たぶんクスクスみたいなものの素、豆菓子。豆菓子はそのまま食べられますが、他のは作り方の解読が必要です・・・。
(後日食べた感想。チキンにまぶす調味料は美味しかったです。調理用の袋も入ってて、それに入れて焼きます。クスクスみたいなものの素、だと思ったのは、実際は小さな何かのタネで、茹でてサラダ風に和えましたが、さっぱりしてて美味しかったです。日本では同じ商品を見たことありません。売ってるのかなあ。アマランサスに似てたかな。)
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左から、モノプリで買ったソフトドライフルーツ、クスミ・ティ、前述の栗のペースト、帰りの空港で買ったチョコレート。
空港で買ったチョコレートは 残りのユーロを使うためのもので、パリのいろいろな場所のイラスト入り。
ソフトドライフルーツは、洋ナシ、リンゴ、あんず、プルーンが入っているのですが、すっごく美味しいです。とても柔らかいのにベトベトしてなくて、甘すぎず、こんなに美味しいなら もっと買えばよかった! 日本でも探しているのですが、まだ見つけられません。あんずとプルーンなら単体で似たのがありますけどね。
クスミ・ティは創業140年のパリの紅茶専門店で、ロシア風の香り高い紅茶です。スパイシーで すっきりした、アールグレイに似た香りがします。私は小さな丸缶入りを買いましたが、ティバッグ、紙箱入り、大きな缶など 何パターンかあります。とっても美味しいです。日本でも売っていますが、ずいぶん高価です。パリではスーパーで普通に売っています。
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帰りの空港で買ったオルゴール入りのねずみのピエロのぬいぐるみ。しっぽを引っ張るとオルゴールが鳴ります。ちなみに、右にいるのは 娘2が留学先から買ってきたカエルのカイ。むこうの子ども番組に出てくるキャラクターだそうで、よく物まねをしてくれます。・・・へへへ。左にいるのは ずっと前に娘たちが長崎のハウステンボスで私に買ってきてくれたぬいぐるみ。ちょうど夫の病気が再発してしまって、娘たちが九州の親戚めぐりの旅に行っている間に いくつかの病院にセカンドオピニオンに行ったりして大変だった時で、娘たちは私を元気づけようと思ったのかな。もらった時、びっくりして 思わず泣きそうになったのを覚えています・・・。
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モノプリオリジナルの鍋つかみ(鍋しき)と、通りがかりのお店Villeroy&Bochで買ったカップ。Villeroy&Boch(ビレロイ&ボッホ)は、1748年にフランスで創業し、現在はドイツとルクセンブルグに本社を置く、ヨーロッパでも歴史の長い老舗陶磁器メーカーの一つだそうで、そんなことは帰ってから調べて知りました。単純にデザインが気に入ったので、今回の旅の思い出と、銀婚の記念に買い求めたものです。「贅沢しちゃったよ~。」と思いつつ1つ19ユーロ(1900円くらい)くらいで 思い切って買ったのですが、日本に帰ってからオンラインショップで見たら3780円もするのでびっくり! 割れたら自分で金継ぎして使うからいいけど・・・、ちょっとドキドキです・・・。
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モノプリで買ったお塩。アパートメントに塩がないと思って買ったら、同じ物が置いてあったので、自分で買った方を持って帰ってきました。夫は海外に行ったら必ず塩を買うのですが、この塩は 特に特徴もないテーブルソルトタイプなんですけど、よく見ると・・・容器がかわいい! 蓋が顔に見えるのです。目に見えるところは、実は左右の丸の大きさが大小になってて、大きい方にひねるとたくさん、小さい方にひねると少しだけ 塩が出るしくみです。ふり塩がまんべんなく出来て、とても使いやすいです。何も期待していなかった分、すごく気に入りました。
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塩と同じく、夫が海外に行ったら必ず買うのが歯磨き粉。むこうにいる間使って、そのまま持ち帰りました。
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夫が張り切って買ったバターたち。これ以外にもバター何種類かと、チーズも買ったのですが、写真撮り忘れてお腹の中へ・・・。フランスの発酵バターは、ほんとにたくさんの種類があって、塩入り、塩なし、塩入りでも 濃いのや薄いの、粒の大きい塩が入ってるの、など いろいろ。毎日食べくらべて、そして どれもとっても美味しいのですけど・・・、脂肪のとりすぎが心配です・・・。チーズはカマンベール、ヤギ、カビ、などなど・・・、食べやすいのからハードなのまで。大人はどれもおいしくいただきましたが、娘たちには「もう無理!」がいくつかありました。
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空港で、それも行きの成田で買ってしまったロクシタン。自分用はシアバターの小さいの、菱形のリップクリームとハンドクリームは 娘へのお土産。成田で買うのが得だったのかは ちょっとよくわかりません・・。そういうことに疎いのです・・・。これの他に、夫にゲランのお粉を買ってもらいましたけど、それは「買わせた」とも言います・・・。ずっと前に 夫のお母さんからお土産でいただいたのがなくなったままだったので、そうネチネチせがんだら買ってくれました。・・・へへへ。ロクシタンは たまたまパリに行く直前にカタログを見てて、値段を知っていたので、空港の免税店がかなり安いので 大喜びで買いましたが、パリの免税店で買う方が得だったのかな・・・。ま、言葉通じる成田での買い物は とっても楽でしたけどね。
青いリップクリームは モノプリで買ったLabelloのCLASSIC CAREというもの。日本では売っていないようですが、娘にも買って帰って、みんなで気に入ってます。

そして最後に残ったユーロ。
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1ユーロにそっくりなフランが一つ混じっています・・・。どこかで おつりとして 気づかないで受け取ったものですが、今フランは使えません・・・。それを知ったのは、フランだと気づかないで1ユーロだと思って出して、使えなかったからですよ・・・。これも旅のいい思い出、ですよ・・・。ハハハ・・・。

ということで、
こうして書くと、・・・モノプリが日本にそのままあったなら、我が家はとっても幸せなんだな、っと思いました。・・・そういえば、以前、うちから車で20分くらいのところにカルフールがあった頃は、かなり外国ちっくで、・・・大喜びでいろいろ買ったなぁ・・・。海外のスーパー、また出来ないかなぁ・・・。
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by hatake-garden | 2011-12-29 13:22 | 旅先のこと

メリークリスマス!

横浜赤レンガ倉庫のドイツ・クリスマスマーケット。
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みなとみらいの夜景。
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50歳のマリンタワー。
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ららぽーと横浜のツリー。
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メリークリスマス!・・・横浜から心を込めて・・・。
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by hatake-garden | 2011-12-24 19:18 | 日々の暮らし

ありがとう、パリ・・・(パリ旅行7日目、8日目)

パリで迎える最後の朝は4時起床。でも、前日から急激に時差ボケが解消していたので、寝坊して 早朝の出発に遅れるんじゃあないかと心配になり、私は1時過ぎに目が覚めてから 寝たり起きたりを繰り返していた。

前夜に荷物はほぼまとめていたので、ゴミの整理と、洗面道具と化粧品、お土産用に買って冷蔵していた発酵バターとチーズのパッキングをした。発酵バターとチーズは、チャック式のビニール袋に2重に入れた。ゴミはダストシュートがあるので、ビン以外の物は 毎日そこに落としていたので、最後のゴミも落とす。

アパートメントのチェックアウトは 前夜に電話で済ませた。何もトラブルがなければ 日本人スタッフに電話連絡して、借りていた鍵と携帯電話を室内に残して出ればいいのだ。そして、空港までのタクシーも手配してくれるというので、用意が終わったところで 日本人スタッフに電話。6時半に アパートメントの真下にタクシーが来た。

パリに来てびっくりしたのは、車の多さで、それは日本の首都圏でも同じだろうが、パリの場合、ほとんどの道路の端が駐車スペースになっているようで、どこの道路も路肩は車が隙間なく並んでいる。車がびっしり並んでいるために とても狭くなった道路を、車はすり抜けるように走る。
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アパートメントのそばでも、
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モンマルトルでも車がびっしり。
噂では聞いていたが、前後の空きが少ない場合は、平気でゴツンと当てて出ていく。だから、パリの車はボコボコにへこんでいるものが多く、そんな車なので洗車もしていないから、ボコボコの上にひどく汚れてもいるのだ。たまにきれいな車も見かけるが、日本なら とっくに廃車になっているような状態の車もバンバン走っている。

私たちを空港まで連れて行ってくれたタクシーは めずらしくピカピカの黒い新型ワーゲンだった。心なしか 石畳の道でも 乗り心地がよかった。

アパートメントのそばの、広めの道は、私たちが滞在している間に 丸洗いの清掃がされたが、アパートメントに面した通りは そういうことはなく、だから、はじめてそこを歩いた時に踏みそうになった犬の落とし物が、帰国する朝にも まだ そこにあった・・・。どういう状況で落とし物が発生するのかなっと思っていたが、滞在中 一度だけ その現場に遭遇した。お年寄りの夫婦らしき人物が連れていた小さなヨークシャテリアが 歩道の真ん中で用を足してしまったのだ。そしたら、当たり前のように、おじいさんの方が その落とし物を ちょっとだけ蹴飛ばして 歩道の端っこに寄せたのである・・・。寄せてくれただけでも マシなのかもしれない・・・。ど真ん中に落ちている場合も多かったからね・・・。

高速に乗って、30分ほどで、シャルル・ド・ゴール空港着。チェックインまでの時間を利用して空港内のPAULで朝食。
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PAULはパリで人気が出て 今や世界にも広がったパン屋さんだ。もちろん日本にも来ている。

早々にチェックインして荷物を預けてしまい、出国審査。
日本を出る時は、ベルトもはずさないで通れたが、今回はとても厳しく、ベルトもはずした上、腰につけた万歩計を見とがめた係りのおばさんが没収しようとした。どうにか英語で説明しようとしていたら、隣の列担当の若い男の係員が、万歩計という物を知っていたようで、許してもらえた。・・・よかったよ・・・。
その後リュックサックの細かいポケットまで開けさせられ、ウエストポーチの中まで開けさせられたが、最後にウエストポーチの外ポケットを開けさせられた時に 飴玉が出てきたら、それまで厳しかった係りのおばさんが にっこり笑った。・・・そういえば、25年以上前になるが、たしか東京サミットの折、同僚といっしょに会社そばのホテルニューオオタニにランチに行って、出入り口で鞄のチェックを受けた時も、鞄に飴玉が入ってて、警察官に笑われたっけ・・・。

搭乗開始までの時間は免税店など回って 残りのユーロを使い切るべく 最後のお土産を物色。
家族にはLADUREEのマカロン。パリと言えばマカロン、ってことは知っていたけど、お店までは詳しく知らなかったよ。12種類を2個ずつ、合計24個。
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自分用にオルゴール付きのぬいぐるみ一つ。ぬいぐるみは 子どもの頃から大好きで、大人になってから 仕事にも出来て、振り返ってみると それはとっても幸せなことだな、と あらためてありがたく思う。
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いよいよ パリともお別れだ。
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パリに来る数か月前のある日、ずっと前だけ向いて歩いてきたのに、ふっと大きく振り返ってしまったら、自分がちょうど50歳になったこともあり、ぼうぜんと立ち尽くしてしまったのである。そして、数か月の間、そのまま立ち尽くしていた。そんな時に、夫が誘ってくれたパリ。健康面に自信がなかったし、今までの私だったら、迷って 行かない方向に きっとなっていたと思うのだが、今回は 目の前に来た「流れ」に、何も考えずに身を任せようと思った。そして、パリに来た。
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昔々から、多くの人たちが 悩み 苦しんだ末に 思い描いた空の上にあるだろう「天国」。パリの寺院にも美術館にもそんな絵がたくさんあった。でも、高度12000メートルの雲の上には「天国」なんてなくて、はてしなく広がる宇宙空間だけなんだ。この風景を昔々の人たちが見たら、びっくりするだろうな。がっかりもするだろうか。
きれいな雲海を眺めていたら、空はだんだんと夜になり、オリオン座がすぐ近くになって、いつもは地上から見上げている星空の中に入り込み、眼下にはシベリアの真っ黒な大地と、わずかに光る数個の灯り。
人生ははかなくて、人が死んでしまえば その痕跡などひとかけらもなくなって、すべてが「無」になる。でも、人は「無」からはじまって、元いた「無」に戻るんだ。そのことが決まっているなら、そのことを受け入れて、今を精一杯生きるしかない。
特別なことなどできなくても、毎日をしっかり生きていけばいいんだ。
これからも やっぱり悩んだり 迷ったり 不安になったりするだろうけど、でも、そんな時は 今 思ったそのことに 立ち返ればいい。

「またいつか」があるかはわからないけど、またいつか来ると思おう。
ありがとう、パリ。

機上で8日目の朝を迎え、パリのアパートメントから5215歩で朝焼けの羽田に降り立った。
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しっかり留守番してくれた娘たち、その様子を見守ってくれた姉、いい子にしてた犬ら、そして、軟弱な私をパリまで連れて行ってくれた夫に 心からありがとう。
すべてのことに ありがとう。
(おわり)


※自分用の記録として書いたので 読みにくかったと思いますが、読んでいただいた方、すみません&ありがとうございます。近々、これまた記録として、パリで買った物たちを載せたいと思ってます。特別なものなんかないんですけどね、食べちゃうと なくなっちゃうから・・・。
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by hatake-garden | 2011-12-22 09:21 | 旅先のこと

ヴェルサイユのバラは・・・?(パリ旅行6日目-2)

庭園に出ようと 1階に降りると、Le château de Versailles raconte le Mobilier nationalとかいうものをやっているという案内が出ていた。この日のヴェルサイユ宮殿は空いている上に そちらに行く人は非常に少なかったのだが、せっかくだからと 少数派になる。
そこは、たぶん「王太子、王太子妃の居室」エリアなのだが、煌びやかな宮殿の居室の中に、何やら原色のオブジェなどが置いてあり、現代の家具も置いてある・・・。写真とるのを忘れたので うまく表現できないのだが、帰国してから調べたら、ホームページがあったので、ヴェルサイユ宮殿を現代でも使用していたらどんな感じなのか知りたい方は 見てみるとおもしろいと思う・・・。

さて、そんな不思議空間を抜けだし スタスタ歩く夫を追いかけて庭園に出ると、駅に降り立った時より気温が下がり、霧雨まで降り始めていた。
コートの前を閉めて、「南花壇」の真ん中を歩く。
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・・・が、季節は冬・・・。花壇に花はない。砂色と、緑のコニファーなどの常緑系の刈り込みのみで、これはこれできれいなんだが、荒涼とした感じである。刈り込みの間の 空いたスペースが耕されたようになっている・・・。庭園の先の方は 霧にかすんで見えない・・・。
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「オランジェリー」には、ポルトガル、スペイン、イタリアからのオレンジの木、レモンの木、ざくろの木のほか、キョウチクトウ、ヤシなどがあるはずなのだが、季節は冬・・・。冬にはそれらは建物内に入れられ、夏は花壇に出されるんだそうである・・・。確かに 夏に来た人のブログには たくさんの木が写っていたよ・・・。ヴェルサイユは木を仕舞っちゃうんだね・・・。
「オランジュリー」のむこうに見えるのは「スイス人の池」。この大きな池は、もともとは「くさい池」と呼ばれた沼地地帯で、ヴェルサイユの住人たちの間で流行った様々な病気の源となった地帯なんだそうである・・・。

あまりの寒さに、もうここでいいか、という気になりそうだったが、地図を見ると、ここは庭園の入り口部分でしかない・・・。なので、頑張って先に進むことにした。
この広い庭園を回るには、徒歩のほか、ミニトレインというバスのようなもの、貸し自転車、電気自動車(ゴルフ場にあるような小さい車)がある。本当は「パリで自転車に乗りたい!」という夫の希望を叶えるため、自転車を借りようかと前夜までは話していたのだが、あまりの寒さに「自転車はないじゃろう」と夫から言ってきた。電気自動車もむき出しの状態なので、高い利用料を払って二人しか乗らないのはありえん、ということで、結局歩くことにした。歩けば 少しは温かくなる・・・はずである。
決死の覚悟で歩き出し、振り返って見た宮殿。
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少し行った階段の下には「ラトナの泉水」、その先のはるかかなた、ここからは見えないところにまで庭園は続く。
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「ラトナの泉水」から宮殿を振り返ると、いつの間にかずいぶん遠くになっていた。
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でも、これでもまだ庭園の入り口付近である・・・。
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ここいらへんも 一応 花壇らしい。・・・季節が夏ならね・・・。
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「王の散歩道」は別名「緑の絨毯」とも言われ、12体の彫像と12の壷を対にして対称的に配置してある。その多くは、17世紀にローマに送られたフランス・アカデミーの学生が製作して送ったものだそうである。そして、その両側には、木立ちが配置され、異なった木立ちを発見できる仕組みになっている・・・んだが、季節は冬・・・。彫像も壷もグルグル巻き、もしくは 板状の蔽いがしてあり・・・何にも見えない・・・。
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ミイラみたいになった彫像が ちょっと怖い・・・。
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貸し自転車に乗っている人は一人いたが、とても辛そうだった。電気自動車は2台ほど見たが、むき出しなので やっぱりとても辛そうだった・・・。
途中でサンドイッチスタンドなど屋台や売店があったが、手袋をした上にポケットにまで突っ込んだ手を出す気がしないのである・・・。
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頑張って大水路手前の「アポロンの泉水」まで行った。これで、縦方向の5分の3ほどだろうか・・・。ほんとはここから 今までより長い距離を歩いて大トリアノン、小トリアノン、もっともっと行くと マリー・アントワネットの離宮、王妃の村里などがあるのだが・・・、季節は冬・・・、休むために座ったベンチが氷のように冷たい・・・。
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ヴェルサイユの庭園に暮らす猫を可愛がってから・・・私たちはヴェルサイユに別れを告げた・・・。
・・・ヴェルサイユは・・・冬行ったら・・・辛い・・・。
あたたかい部屋でヴェルサイユ宮殿を楽しみたい方は公式ホームページをどうぞ・・・。

ヴェルサイユ宮殿のある街を散策しながら、
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ヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅へ。PER((高速郊外鉄道)C5で乗換駅のシャン ド マルストゥール エッフェル駅へ。
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途中の駅沿いに建つ最近の家は、一戸建てもマンションも 街の景観を壊さないデザインだ。
シャン ド マルストゥール エッフェル駅からはメトロ6番に乗り換えてモンパルナス ビヤンヴニュ駅へ。
モンパルナスの町をそぞろ歩き、3時過ぎの遅い昼ごはんのために、「モンパルナスにある有名な4つのカフェのうちの、高級店ではないらしい方」(夫談)「ラ・ロトンド」に入った。1903年開業のこの店はへミングウェイ著「日はまた昇る」にも登場し、ジャン・コクトー、藤田嗣治、モディリアーニ、ピカソなどが常連だったとか・・・。この豆知識は・・・帰国してから調べて知ったことなので・・・その時知っていれば ありがたさもひとしおだっただろう・・・。
私はクロック・ムッシュとホットショコラを頼んだが、今まで飲んだホットショコラと違って、ミルクと、温めて溶かしたチョコレートが、別々のポットで出てきた。そしてすこぶる美味しかった!クロック・ムッシュも ボリュームたっぷりで、食べきるのがやっと・・・。チーズたっぷりで、でも カリッとしてて美味しかった!
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夫は、パリに来てからずっと食べたがっていたステーク・フリットを頼もうとしたら・・・他の店で見ていた、草履のような肉の、ジャンキーなメニューはなかった。結局頼んだ「普通のステーキ」が出てきてみたら、300グラム近くはあろうかという厚みのあるひれ肉で、盛り合わせのポテトも何だがよそ行きな感じで、大きなサラダと、パンと、オリーブと、ワインも並んだら 小さなテーブルはもう一杯。あまりにも大きいお肉なので私も分けてもらったら・・・いや~、美味しかった。このステーキは肉らしい肉! ザ・肉!(←ブログ仲間のgrass--seedさん風)という感じで、ガッツリうまい! 思った物より かなり高級めになって 最初はガッカリしていた夫も 食べてみたら満足したようであった。ステーキ32ユーロ、クロック・ムッシュ8ユーロ、ワイン5ユーロ、ホットショコラ4.8ユーロ。我が家的には「大枚はたいた」のであるが、今までのカフェと比べても 高くはなかった。・・・もう 夕飯食べなくていいほどお腹いっぱいであった。

モンパルナスにある スーパー、モノプリで 栗のペースト、カップスープなど、お土産用の食料品を買い、バス82番でビクトルユーゴを目指した。
あたりはすっかり暗くなり、夜のパリをバスにガガガガガッと揺られて行く。はじめて乗った時のバスは、揺れがひどくて酔ってしまったが、パリのバスに乗るのもこれが最後だと思うと、どこまでもずっとガガガガガッと揺られていきたくなるのである。・・・ライトアップされたエッフェル塔とももうお別れだ・・・。
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ビクトルユーゴでバスを降りると、そこはもう見慣れた場所だった。滞在中に何度も通ったからね。
前にバゲットを買った店で 最後の夜のためのケーキを買う。
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夫のは いろんなものがたくさん飾り付けてあるケーキで、
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私はシンプルなケーキ。
荷造りをして、ゆっくり湯船につかって 11時ころに寝た。15419歩。・・・思ったほどは歩いていなかった。もう少し暖かかったら、ヴェルサイユの庭園をもっと歩けたのになぁ・・・。
さぁ、いよいよ 明日は帰国である。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-20 20:42 | 旅先のこと

ヴェルサイユはきらびやか・・・(パリ旅行6日目-1)

6日目の朝は、4時過ぎに目が覚め、5時に起床。ここに来て 急激に時差ボケが解消されはじめたようで、夫は6時まで寝ていた。
明日明後日は帰国のための移動のみになってしまうので、6泊8日のパリ旅行の実質的な最終日である・・・。
朝食は夫作のチーズ入りオムレツ、サラダ(レタスとキャベツのハーフみたいな葉っぱ)、青りんご、ピンクグレープフルーツジュース、黒パン、コーヒー。

10時頃、徒歩でPER((高速郊外鉄道)Cのアヴニュ フォシュ駅。今日はここからヴェルサイユ宮殿のあるヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅に行くのである。が、路線図を見て、乗り換えの駅がわかったものの、時刻表が理解できず、夫婦でしばらく固まる。アヴニュ フォシュ駅からヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅はPER((高速郊外鉄道)の中の、同じC線で行けるのだが、4つ目のシャン ド マルストゥール エッフェル駅で乗り換えが必要で、その乗り換えた先が、途中からC5とC7の2又に分かれてしまうので、私たちはC5の方へ行かねばならない。そこまではわかったのだが、時刻表を見ると、乗換駅のシャン ド マルストゥール エッフェル駅から 目的地のヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅までの駅数が合わないのである。ほんとは9つ目なのに、時刻表上は途中の駅をすっ飛ばして、まるですぐ着くように書いてあるので 最初は何が何だかわからなかったのだ。しばらく悩んでやっと「たぶん、乗換駅までが進行方向だとしたら、乗り換えてからは 違う線ではあるけど、進行方向と逆に戻ることになるんじゃないのかな?だから、時刻表は 乗換駅から先は 逆向きの時刻表を見なきゃなんじゃないのかな?」と気づいた。
そこまで理解するのに10分ほど。そこへ、親切な駅員さんが見るに見かねて「何かお手伝いしましょうか?」(フランス語でだから、たぶんそんな感じ・・・)と声をかけてくれた。言葉がわからない私たちに図まで書いて説明してくれた。うっすらと気が付いていたとおり、私たちは 乗り換えのシャン ド マルストゥール エッフェル駅で、「戻る」ような感じで乗り換えをしなければならず、それも、本当に戻ってしまわないように、かつ、先が2又に分かれるから その行先を間違わないように乗らなければならないのである。「必ず、頭にVICKと書いてある電車に乗るんですよ」というようなことを 親切な駅員さんは何度も繰り返した。
今日は遠出なので、いつものTicket t+では行けない。その親切な駅員さんから切符を買って どうにか10時13分発の列車に乗り込んだ。
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2階建てになっている列車は下階の席は落ち着いた感じだし、上階は見晴らしがいい。
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無事に乗換駅のシャン ド マルストゥール エッフェル駅に到着。戻る方向のホームへ移動し、頭にVICKと書いた列車が来るまで待って、無事に乗り込む。
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この列車の終点、ヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅から徒歩10分のところにヴェルサイユ宮殿があるので、乗客のほとんどは観光客である。やはり白人が多いが、韓国人の女の子2人組、日本人らしき女性一人旅が 別々に2人いた。一人は30歳くらい、もう一人は60歳くらいだろうか。たくましくて素晴らしい。
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列車はパリ市内から20キロほどの郊外へ。風景も市内とはずいぶん違って、まるで 首都圏のベッドタウンである我が町のように、小さめの一戸建てが緑の中に並んでいる。そして、まるで我が家のように、すぐ外に畑を作っている家も見えた。遠いフランスでも 日本と同じように普通の人の普通の暮らしが営まれているんだ。
・・・ちなみに、遠いフランスでも 日本と同じようにあちこちに落書きがしてあるのである・・・。我が家のそばの高速道路のコンクリート面にも、そっくりのがあったよ・・・。
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10時57分ヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅着。
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雨こそ降っていないが、霧が出て寒い中を歩くこと10分ほど。
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いよいよヴェルサイユ宮殿だ。
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いきなり豪華絢爛である。

有名観光地はトイレ完備なのがありがたい。さっそくトイレを済ませて、順路に従い 中へ入り、ガイドブックで見どころを確認しようと・・・「あそこの椅子に座るから・・・」と夫に言って ガイドブックを広げる。っと、さっきまでいたはずの夫がいない・・・。あれあれ?っと思ってあたりを探しても どこにもいない・・・。順路に沿って すぐ上のフロアーを覗きに行ったが そこにもいないのである。こんなところで迷子になっちゃって・・・、と困っていたら、どこかでかすかに電話のなる音。思い起こせば パリに着いたあの日、日本人スタッフから借りた「着信専用の携帯電話」を、私は持っていたのであった。「着信専用だからさ、たぶん使うことないよね~」っと言って、その存在を忘れていたのだが、それが役に立ったのだ。
私に断りもなく音声ガイドを借りに行っていた夫と 無事に合流。先に怒った方が勝ち!みたいな気分で お互いにお互いのせいにする。日本でも、いつもこのパターンで「夫がいなくなり、夫探しに時間を費やす」ことが多いのだが、所変わっても 夫は変わらないのである・・・。・・・。

まあ、夫のおかげで無料の音声ガイドを手に入れたことはとてもよかった。
ヴェルサイユ宮殿の見学順路は決まっていて、「王室礼拝堂」から、
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「ヘラクレスの間」や「ヴィーナスの間」がある「王のグラン・アパルトマン」、「鏡の回廊」、「王妃のアパルトマン」、「庭園」、という流れになっている。
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「豊饒の間」の天井。ここは軽い飲み物を出す場所で、ルイ14世の「好奇心または珍重の小部屋」とも呼ばれ、その後、ルイ16世の遊戯の間になったそうである。
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先日行ったオペラ・ガルニエのホワイエとよく似た「鏡の間」。さすが本家だけあって、広い。でも、年間400万人の入場者を迎えるためか、合板で出来た床はブカブカしている。
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どこもかしこも装飾がすごい・・・。
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「鏡の間」の鏡に映ってる ずんぐりむっくりの私・・・。
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1701年にルイ14世が新たに作らせた「王の寝室」のベッド。1715年9月1日にルイ14世が亡くなったのもこの寝室なんだそうで、そんな説明を音声ガイドで聞いていたら・・・またしても夫がどんどん先に見えなくなり、しかたなく追いかける。
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金の装飾や様々な絵画で飾られた部分も素晴らしいが、次々に見せつけられると なんだか お腹いっぱいな感じもしてきて・・・、大理石で出来た空間が 落ち着いた重厚さで なんだかとってもよく見えてくるのであった。
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写真撮っていたら・・・、夫はどんどん先へ消えていく・・・。・・・あれあれ?でも、まだ「王妃のアパルトマン」見てないんだけど・・・。・・・。

・・・宮殿を見学したら 次は庭園である。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-19 16:24 | 旅先のこと

パリの、本物と偽物・・・(パリ旅行5日目-2)

オルセー美術館からセーヌ川を渡ると、オランジュリー美術館、ルーヴル美術館がある。その二つの美術館を結ぶようにあるのがチュイルリー公園。本当はオランジュリー美術館も行きたかったが、さすがに1日で3つの美術館は回りきれないので、チュイルリー公園を右に抜けてルーヴル美術館へ向かう。

その、セーヌ川にかかる橋を渡ろうとした時のことである。
すぐ横で 黒い髪で黒い目の小さなおじさんが 何やら拾った。そして、笑顔で「こんなのあったけど?あなたの?」みたいに見せてきた。見ると、それは金色の安っぽいリングだった。「ちがうよ」とジェスチャーで答えたら、しばらくリングを眺めてから、「これ、あんたにあげるよ!」みたいに言って そのリングをくれたのである。どうしよかなっと思いつつも、おじさんが渡してくるので 受け取ったら、しばらく横を付いてきたおじさんが、いきなり「お金をくれ」と言い出した。「指輪あげたんだから お金くれ」としきりと言っているようであった。なので、「これはいらない!」とリングを返したら、おじさんはしぶしぶ退散。
夫と、「こんなことやって お金稼ごうとする人がいるんだね」などと言いながら橋を渡りきろうとしたその時・・・、私たちの横で、黒い髪で黒い目の小さなオバサンが 何やら拾った。そして、笑顔で「こんなのあったけど?あなたの?」みたいに見せてきた・・・。・・・「違うし、いらないし」っと断りながら 夫と苦笑。たぶん二人は夫婦なんだろうな。毎日 この橋でああやってるんだろうな。その金色のリングが、見るからに金ではなくって安物の偽物だったのが、悲しいような 憎めないような・・・。こんなことでお金払う人は 一人もいないと思うけどなぁ。お金を要求するおじさんは、脅すわけでもなく、全く怖くなかったし、断ったら すぐに引き下がったしね。

ひとつの橋を渡る短い間の そんな「ドラマ」に苦笑いしつつ、チュイルリー公園に入ると、並木のむこうにルーヴル美術館が見えた。
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7冊のガイドブックを3回ずつ読んだ夫が「ルーヴル美術館は正面から入ると、入るだけですごく混雑するから、ライオン門っていう裏口みたいなところから入るといいんだぜ」と言うので、セーヌ川沿いの、ライオンの像が2頭並んだ小さな入口からスルッと入った。
しかし、こういう裏ワザを使った時には注意が必要なのであった。多くの人が利用する正面入り口には案内板も多いし、何より そこから入ることを前提に動線が考えられているので、正面入り口を利用すれば 無意識のうちに正しい方向に人は流れていけるのである。それが、「通(つう)」がやるようなことをやると、注意していなければ 正しい順路に乗れない危険性があるのである・・・。
実は オルセー美術館で、私たちはその失敗をしてしまった。ガイドブックに小さく書いてあった「効率よく回る方法」に気を取られて、いつの間にか、本来設定されている動線から大きく外れてしまったのである。その結果、上に行こうとしているのにエレベーターもないし エスカレーターも下りしかなく、「どうなっちゃってるのよぉ?」と言いながら すごい量の階段を上り、ヘロヘロになってしまったのである。ひととおり目的のものを見て 出入口に戻ったら、ちゃんと上りのエスカレーターがあり 自分たちが逆回りしていたという事実に気づいたのであった。
だから、ルーヴル美術館では まず 見るべきものの場所を確認しつつ、順路の看板にも気を付け、「モナリザ」を目指した。
「モナリザ」を肉眼で観るのはもちろんはじめてだったが、やはり本物を自分の目で観るのはちがう。思っていたより赤みがあり、袖の色など、「こんなだったんだ」と驚く。
アングルの作品のいくつかは 学生時代に たしか東京の大丸だったかで開催された美術展にも来ていたことがあったので、はじめてでないものもあったように思う。・・・記憶が不確かなのが情けないが。
そんな素晴らしい絵画もたくさんあったが、ルーヴルでよかったのは なんといっても石像たちである。
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一番観たかった「サモトラケのニケ」。圧倒される美しさ。紀元前190年ごろに、こんなものを作っていた人たちがいたんだ。なくなっている他の部分も含めた完全な姿はどんなだったのだろう。その頃の人々の生活はどんなだったんだろう。
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勝利の女神ニケは これからずっと ここのこの空間にいるのだろうか。そのすばらしい空間から立ち去りがたく、ニケのまわりをゆっくり回り、何度も何度も振り返ってしまった。
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フランスの子どもたちがたくさん来ていて、あちこちで先生の説明を聞いている。小さな頃から本物に触れる素晴らしさ。うらやましい環境だ。
石像は いろいろな時代のものが おどろくほどたくさん展示されていて、学生時代に描いた「アグリッパ」などの本物にも会えて 「こ、こんなところで!」と感無量であった。
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「ミロのヴィーナス」はやっぱり別格扱い。
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学生時代に 頭部だけの石膏像を いろんな角度から何度も描いたが、とても難しかった。いろいろある石膏像の中で 一番難しかった。複製の石膏像ではない 本物の「ミロのヴィーナス」は 気高い姿で これから先も多くの人々に見つめられ続けるのだろう。

日本語版の館内見取り図を ビリビリになるくらい何度も広げて、とてつもなく広い美術館を、目当ての物を目指しつつ回ったのだが、最後になってフェルメールの「レースを編む女」を見忘れていたことに気づき、それも最上階にあることに気づき、ちょっと躊躇したが、ここはやっぱり頑張ろう!と ヒーヒー言いながらも階段で最上階に戻った。・・・ら、残念ながら、「レースを編む女」は出張中であった・・・。残念・・・。
最新号に近いガイドブックの見取り図と、実際の場所が変わっていたものもあり、だから、当日の日本語版の館内見取り図は必須であるな、もらえてよかったな、と思いつつ、それがあっても やっぱり、美術館は健脚でなければ かなりしんどい場所だな、というのが 率直な感想である。
しかし、この日は水曜日で、夜の10時まで開館しているせいか、全体的に人が少なく、どの作品もすぐそばでじっくり観ることができた。「モナリザ」でさえ、2人ほど待てば 真ん中の一番前で観られたのである。夫の「水曜と金曜は10時までだから狙い目」という耳寄り情報が 少しは役にたったのかもしれない。混んでいるのと、空いているのとでは、疲労感もかなり違うことだろう。

ルーヴルを出ると、夕暮れになっていた。
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サンドイッチスタンドにも灯りがともり、
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カルーゼル凱旋門が夕暮れの中に輝いていた。
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夜になっていくパリを歩く。
ヴァンドーム広場の美しいクリスマスイルミネーション。この広場に面して建つホテル リッツは、世界最高級なんだそうで、ダイアナ元英国皇太子妃が最後の食事をとったホテルなんだそうである・・・。
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ヴァンドームの塔も柔らかく輝く。
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夜のパリは、仕事を終えた人々で混雑していた。
そんな人波に流されるように歩いてコンコルド広場にさしかかると、エッフェル塔の毎正時の点滅を見ることができた。(動画再生すると、雑踏や車の音出るので注意してください)

シャンゼリゼ通りもすごい混雑だった。でも、なんだか様子が変・・・。路肩にたくさんのテレビ局の中継車、テレビカメラを持ったたくさんのカメラマン・・・。シャンゼリゼの中央付近の横断歩道は 信号が変わっても通行止めになっていて 向こう側に渡れない・・・。誰か有名人が来るのか??としばらく見ていたが、何しろ言葉がわからないので 事情もわからない・・・。
しかたないので シャンゼリゼをどんどん歩いて行ったら、一番はずれのところには カメラやiPhoneをかまえた多くの一般の人々・・・。
そして、答えがわかった。
この日は シャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーション点灯の日だったのだ。(動画再生すると、雑踏や車の音出るので注意してください)
携帯のカメラなのでよく撮れていないが、今年のイルミネーションは、上下幾重かに重なったドーナツ型の照明が いろいろな色に変化していく、というイルミネーション。
みんな身を乗り出して観たり撮ったり、中には道路に飛び出して まるで命がけで写している方々も・・・。
私たちは そんな無茶はしなかったけど、偶然にも 点灯初日のその瞬間に立ち会えてよかったよ。

あまりの混雑で、妙に疲れてしまい、「雰囲気、混み具合、値段」の三拍子そろったちょうどいいレストランを見つけられずに、しかたなくシャルル ド ゴール エトワール駅からメトロ2番に乗ってポルト ドーフィヌ駅へ。アパートメント近くの小さな店で飲み物と黒パンを買い帰宅・・・。
明日食べるはずだったチンするだけのポトフと、これまた チンするだけのレンズ豆と塩漬け豚の煮物、サラダ、パンケーキ、黒パンで夕食。・・・今日はレストランの予定だったんだけどね・・・。
この「チンするだけ」シリーズの料理は、かわいらしい鍋型の容器に入っていて、思った以上に美味しかったから、まあ結果オーライ!だった。
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19143歩歩いて、夫は筋肉痛だと言い出した。疲れてはいるものの、私は筋肉痛にはなっていなかった! そのことを自慢しつつ、明日筋肉痛が出ないように湯船にゆっくり浸かって、10時には寝た。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-15 20:26 | 旅先のこと

芸術の都、パリ・・・(パリ旅行5日目-1)

パリに来て5日目の朝も 3時15分には目覚めていた。4時半まで粘って 起床。
朝食は クロワッサン、ショコラデニッシュ、キッシュ・ド・ロレーヌの残り(1ホール買ったので まだあった!)、サラダ、洋ナシ、コーヒー、そして「フランス行ったら 卵買って オムレツ作りたい!」と言っていた夫の夢がかなってオムレツ。もちろん 夫作。
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卵3つ使ったら、ひとつは双子。チーズも発酵バターも入ってて とっても美味しかった!
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夫がお土産用のチーズやバターを買いにモノプリに行っている間に 私は掃除。

10時にアパートメントを出て、メトロ2番でポルト ドーフィヌ駅からシャルル ド ゴール エトワール駅へ。
フランスに到着した日、私たちは 空港の観光案内所でパリ・ミュージアム・パス2日用を購入していた。この券を持っていれば、連続した2日間のうちなら、入場券売り場に並ぶことなく、パリやパリ近郊の美術館、宮殿などに入れる。2日用パスは 一人分35ユーロである。今日と明日はこのパスを使うのである。
で、さっそく、シャルル ド ゴール エトワール駅から凱旋門の足元へ。
凱旋門は、周りをぐるっと道路に囲まれていて、かつ その道路は かなりな交通量である。先日 遠くから見た時に、「凱旋門の足元までは いったいどうやって行くのよ・・・?」っと思ったのだが、メトロを降りると、すぐそばに専用の地下道があり、そこを通ると凱旋門の足元に行ける。
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1805年に勃発したオステルリッツの戦いでの予想外の大勝利を記念してナポレオンが命じて建てはじめたのだが、完成したのは1836年、その間に ナポレオンは失脚し死去していた。死後19年経った1840年に、ナポレオンの眠る棺はセントヘレナから帰国し、やっとこの凱旋門をくぐることができたそうである。
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くぐって見上げた凱旋門。
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凱旋門の横顔。
1920年には、第一次世界大戦の身元不明戦死者の一人が、150万人を超える戦死した兵士の代表として凱旋門直下に葬られ、今でもいろいろなセレモニーが行われているそうである。
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ミュージアムパスを使って、歩いて凱旋門を登る。ぐるぐるの螺旋階段は 思ったよりもきつい・・・。
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目が回りやすいタチなので、螺旋階段の下を見下ろしたら、目が回ってきた。途中、お土産屋さんのある所で少し休み、やっと屋上へ。
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凱旋門の上に無事到着。夫婦で凱旋門を踏みしめる。
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霧のパリ。
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私たちはパリに来ているんだ、それも 凱旋門の上、としみじみ思う。

シャルル ド ゴール エトワール駅からメトロ1番と12番を乗り継いでソルフェリーノ駅へ。
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宝石のようにキラキラしたケーキ屋さんのウィンドウをのぞきながら歩くと、着いたのはオルセー美術館。
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ここはかつてのオルレアン鉄道の終着地で、1900年築のオルセー駅舎をそのまま利用して、1986年に美術館として復活した。駅だった時代、中央通路にはホームと線路があったそうで、今でもガラス張りのアーチ状の大きな窓の所に 大きな時計があるのが、面白くもあり、また、他の美術館とは違う雰囲気を醸し出している。残念ながら、以前は撮影出来たそうだが、今は館内撮影禁止である。でも、そのおかげで 作品としっかり向き合うことができる。
中学時代大好きだったルノアールがこの目で観ることのできる感動。「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、筆の跡が時代を超えて、画家が生きていた実感を伝えてくる。ゴッホも画集で観るより優しく繊細に感じた。「自画像」も、思っていたより ずっとやさしい印象だった。モネの「日傘の女」、すごくよかった。やさしく 明るく でも、軽くはない。あたたかい絵。ドガもすばらしかった・・・。
絵や彫刻など、芸術家の作品に触れる時、その作品の構図や色やその他もろもろの芸術性の事柄よりも、その作品のむこうに その芸術家の生きた感じ、息づかいのような、心のような、そういう、目にははっきりと見えない何かを感じられた時に 心に何かがグッと入ってくる。それは、時には その作品に向き合っている芸術家の視点だったり、時には 作品はこちらに背を向けて 作品に集中している芸術家の姿のようなものだったり、そういう空気が 感じられる瞬間が 迫ってくることがある。言葉に うまく言えないのだが、オルセー美術館でも そんな瞬間をいくつか持つことができた。その時感じた心の中の温度の変化が、帰国した今も じわっとよみがえる。
・・・オルセー美術館は ほんとうに素晴らしかった。


オルセー美術館の余韻に浸りながら、美術館前のお店で クレープ(ガレット)をテイクアウト。美術館の外階段に腰かけて食べる。夫は 卵とチーズとハムのガレットにビール。私は シャンピニオン(きのこ)とチーズのガレットにホットチョコレート。このガレットが美味しかった! パリでもう一度だけ 好きなもの食べられるなら、私はこの時食べたガレットだ。

焼き栗を食べながら、セーヌ川を渡り、ルーヴル美術館へ向かう。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-14 20:23 | 旅先のこと

パリはやっぱり・・・(パリ旅行4日目-2)

チャイナタウン探しでクタクタになった私たちは、パリで最も美しい公園のひとつと言われるリュクサンブール公園へたどりついた。
今は公園となっているが、ここはもともと イタリアからフランス王室に嫁いできたメリー・ド・メデイシスが故郷を懐かしんで フィレンツェのメディチ家の城を模して建てさせたリュクサンブール宮の庭園なのである。
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現在フランス国会上院と美術館として使われている宮殿の前には大きな泉があり、幾何学的なデザインのフランス式庭園となっている。
その幾何学的な庭園には、すごくたくさんのスチールの椅子が置いてあり、すごくたくさんの人が、グループで、ひとりで、カップルで、日光浴やおしゃべりを楽しんだり、お昼ご飯を食べたりしている。
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それは ちょっと唐突で、予想していたのとは ちょっと違う光景であった。
私たちも 日陰で冷え切ってビチョビチョになっていたスチールの椅子を日向にズルズル引出し、公園の外で買ってきた飲み物とサンドイッチで のんびりお昼。
パリには あちこちにテイクアウトのサンドイッチやクレープなどのお店があるが、細めで短めのフランスパン1本に各種の具をはさんだサンドイッチは それでもやっぱり大きめである。夫は食べきるが、私は食べきれない、という大きさである。・・・ほんとは写真を載せたいところなのだが、チャイナタウン探しの疲れで・・・写真撮るのをすっかり忘れていた・・・。とっても美味しいが、これを毎日食べていたら 顎が強くなること間違いなし、である。

たくさんの人々がスチールの椅子でくつろいでいたフランス式庭園を抜けて、木々が立ち並ぶ林を行くと人形劇専門の小さな劇場がある。
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残念ながらこの日は休演日であったが、かわいらしい看板をみることが出来た。
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いつかは人形劇そのものも観てみたいものである。

リュクサンブール公園を出て、徒歩で世界最古の高級デパート(1852年創業)、ル・ボン・マルシェへ。ガイドブックに「清潔な無料トイレもあって利用しやすいので覚えておくといい」と書いてあったので、リュクサンブール公園の有料トイレを使わなかった私たちは さっそくトイレを探すのだが・・・、これがなかなか見つけられない。トイレの表示がないので どこにあるかわからないのである・・・。チャイナタウン探しで十二分に疲れ果てていたので、数階分を移動しながら探すうちに またしても険悪なムードになりはじめる・・・。
結局は、壁際の細い隙間のような所から唐突に出てきた人を見つけ、恐る恐るそこに入ると・・・トイレがあった。パリのデパートのトイレは 目立たないようにしてあるのだろうか。日本のデパートやショッピングセンターなどでは トイレの案内板があちこちにあって とっても親切だったんだ、ということに改めて気づかされたのである。日本のトイレ様さま、である・・・。

疲れがピークに達したまま ル・ボン・マルシェのすぐ隣の奇跡のメダイ教会へ行く。私が今回のパリ旅行で絶対に行きたかった教会である。・・・なのに・・・あまりに疲れていて・・・写真を・・・撮るのをまたしても忘れてしまったのであった・・・。
こんなところに、と思うくらい、細い小道を少し入ったところに ひっそりと建つ教会なのだが、聖母マリア様が現れたことで有名である。1830年にマリア様が2度目に現れた時のお告げどおりに作られた「メダイ」は、病気が治ったということで「不思議のメダイ」、「奇跡のメダイ」と呼ばれるようになり、配り始めた3年後の1835年には、ヨーロッパ中に150万枚も広まったそうである。・・・写真を撮るのは忘れたけど、メダイはちゃんと買った。・・・でも、春に姉が行った折には「いろんな色や大きさのメダイがた~くさんあった!」そうだが、今回は銀色のと金色のと青いのが、少しずつしかなく、だから、欲張っていっぱい買うのは申し訳なくて、銀色の10個入りをひとつだけありがたく買った。正確な金額を忘れてしまったが、確か2ユーロしなかったと思う。
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表にはマリア様、裏には十字架とM、ふたつの心臓、左がいばらの冠をつけたイエス様の心臓、右は剣につらぬかれたマリア様の心臓、なんだそうである。
メダイを買えたこともうれしかったけど、売店の方の静かであたたかい笑顔が心に残っている。

旅の大きな目的を果たせたので チャイナタウン探しから引きずっていた疲労感も解消。元気に徒歩でサン・ジェルマン・デ・プレ教会へ。
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ここは 現存する教会では パリ最古で、6世紀が起源のロマネスク様式。9世紀にはノルマン人の侵攻を受け、990年から再建され1163年に完成。その後拡張されて17世紀には最盛期を迎えたが、革命時にかなりな部分を焼失し、1821年から修復されて今に至るそうである。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会を見学した後はカフェで休憩。この界隈にはとても有名なカフェがいくつかあるのだが、その有名なカフェとサン・ジェルマン・デ・プレ教会とを見ることができるカフェに入った。夫はクレームブリュレ、私は紅茶。
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・・・ここで私は、ここのカフェのトイレ番のおばさんに・・・、してやられたのである・・・。
カフェのトイレは、地下にあることが多く、私たちが入ったカフェも、たしか 一番最初の1軒を除いて、みんな地下にトイレがあった。で、無料の場合もあるし、有料の場合もある。で、ここのカフェは有料だった。
まず地下に降りていくと、受付みたいなカウンターにおばさん、私が奥のFEMMES(女性はFEMMESかDAMESだってことだけは覚えていった!)のドアの方へ行こうとしたら、すぐそばのドアを指さして「ここ入って」みたいに言う。だから、笑顔で「メルシー」と言ってドアを開けようとしたら 押すのか引くのかわからなくて、そしたら、おばさんが親切に「こうするのよ」とジェスチャー。なので、笑顔でそこに入った。ら、ほどなくして、ドアを開けようとする音、でも、鍵かけてたから大丈夫! 無事に外に出たら、横のトイレから出てきたおじさんが「あんた、そこは男用だよ! はっはっはっ!」っと・・・いうようなことを たぶんフランス語で言って笑ったのである・・・。無表情にすましてるおばさん、でも、目の奥が笑っていたよ。そして、すました顔して、トレイを指さして使用料を要求。私は2ユーロ硬貨しかもっていなかったので、負けじと 細かいのに崩すよう要求。おばさん、最初1ユーロ2枚にしかけたけど、私笑顔で違う、と合図。おばさん、ゆっくりと0.5ユーロを3枚出して こっちをチラッと見る。だから、もう1枚と合図して、ちゃんと4枚受け取ってから、改めて1枚トレイに入れたのである。・・・この勝負・・・いったいどっちが勝ったのか??などと ちょっと面白くもあり、旅のいい思い出になったのである。・・・おばさんのことは・・・忘れないよっ!
ちなみに有料トイレの場合、他の2か所は0.4ユーロだったと記憶しているが、このいたずらおばさんのトイレは かなりきれいな方だったので 0.5ユーロでもよしとしよう。

カフェを出たら、タクシーでエッフェル塔に向かった。いよいよ 私がパリで一番行きたかったエッフェル塔の足元に行くのである!
パリの主要道路は石畳、なので、バスでもタクシーでも乗り心地が悪い。ガガガガガガッの連続であり、かつ、所々にある広場を抜ける時、放射状に広がる何本かの道へ、ある車は左折、また ある車は右折、そして 直進する車もあり、それなのに、広場状になっている交差点には車線のラインが全くない。目印もなく、見えない「車線」を どの車が どの方向に行こうとしているのか、タクシーの後ろに乗って 見ているだけで 手に汗握るのであった。いや~、この時の運転手さん、うまかったけど、まるでレーサー、みたいだったよ・・。
そして、ガガガガガッの連続で ヨロヨロになって車を降りると・・・、
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あまりにも素晴らしいエッフェル塔・・・。
遠くから見ても素敵だけれど、近くで見上げたら 感動で心が震えた。ほんとに素晴らしい。
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11時間半の飛行機を耐えた甲斐があった。来られてよかった。
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ドキドキしながら くぐったエッフェル塔。
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近くで見ると とても繊細だ。
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アーチ状のエッジが夕日で輝く。パリの空は 飛行機雲がいっぱいで、まるで神様が空に絵を描いているようだ。
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セーヌ川を渡ってトロカルデ広場に行く途中には回転木馬。

この間は朝日に輝いていた トロカルデ広場から見たエッフェル塔。夕暮れの中に 静かに静かに立っている。
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帰りは 振り返り振り返りながら 頑張って歩いた。そしたら、頑張って歩いた甲斐あって、ライトアップされたエッフェル塔を見ることが出来た。
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ビクトル・ユーゴ広場そばの、昨日と同じスーパー モノプリでサラダ、卵、塩などを買い、路面店でローストチキン1羽、クロワッサンを買って帰宅。
エッフェル塔までの移動にタクシー使ったにも関わらず、23217歩。長くて そして 充実した1日だった。
お風呂にゆっくり浸かって 「エッフェル塔は素晴らしかった!」と何度も繰り返しつつ 9時には寝てしまった。

この日の 夫の反省の弁。
「ガイドブックを読み込みすぎた者が陥る失敗、というのもある・・・。失敗の多くは、3回目に読んだ時に見つけた情報、である・・・。それから、せっかく来たんだから、と 欲張ってしまう貧乏性の癖が出てしまっているのも 余裕をなくしている原因である・・・。」
それに関しての 私の感想。
「だって貧乏なんだから しょうがないじゃん。それに・・・せっかく来たんだし。」
はっ!・・・貧乏性の根源は・・・私か・・・?
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-11 21:58 | 旅先のこと

パリのチャイナタウンを探して・・・(パリ旅行4日目-1)

パリ4日目も3時にパッチリと目が覚めた。4時まで粘って起床。
朝食は、キッシュ・ド・ロレーヌの残り、パンケーキの小さいの、ルッコラのサラダ、洋ナシ、ヨーグルト、発酵バター、チーズ、紅茶。何でも美味しいのでモリモリ食べてしまう・・・。
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ルッコラのサラダは、大きなビニール袋にそのまま食べられるような状態で入っている商品で、こういう袋入りサラダは滞在中に何種類かを何度か買った。日本にも似たようなものがあるが、こちらでは円高のせいか とても割安だ。後日食べたキャベツとレタスのハーフみたいな葉物のサラダは、レタス以上に栄養もありそうで、でも、きゃべつみたいにゴワつかない、という物で、とても美味しかった。いろんな種類の葉物が混ぜてあるカラフルなサラダも美味しかった。

「今日は市場とチャイナタウンに行く」と張り切る夫に連れられて メトロ2番と1番を乗り継いでバスティーユ駅へ。7冊のガイドブックを3回ずつも読んだ夫は 妙にマニアックなことを繰り出してくるので、「あたしはエッフェル塔の足元にもまだ行ってないし、奇跡のメダイ教会には絶対行きたいんだからね・・・」と念押ししておく。
駅前のバスティーユ広場には1830年の7月革命で犠牲になった市民を追悼する7月革命記念塔が建っている。
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写真撮り忘れたのだが、パリのもう一つのオペラ座、築20年のモダンなデザインのオペラ・バスティーユもこの広場にある。

美味しそうなお菓子のお店があったので ショコラのエクレアを買って 歩きながら食べる。
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車が通れないような小道を入ると、そこは家具関係のお店が集まっているようで、小さな店の中に 椅子やソファなどがゴチャゴチャっと置いてあったり、
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工房があったりした。
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ヨーロッパらしい素敵な小道。・・・でも、足元には犬の落とし物・・・。

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アリーグルの市場は「北アフリカ系住民が多い地区だから 市場も他とちょっと違うらしい」と夫。確かに少しはエキゾチックな雰囲気がある。小規模ではあるが 蚤の市もやっていて、そこにも木彫りのお面とか人形とか、アフリカっぽいものがたくさん出ていた。
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郵便局を見つけたので 書いて持ち歩いていた絵葉書を出すことにした。
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フランスの黄色いポストの写真をガイドブックで見てはいたのだが、いざ出そうと思うと なかなか見つけられなかったのだが、この郵便局も 外にポストはなく、建物の外壁に投函口らしきものがついていた。
中に入ると いきなり携帯電話がたくさん置いてあり、まるで携帯ショップのようであり、ほんとにここは郵便局なのか?と不安になったが、よく見ると切手の自動販売機があった。でも・・・言葉の問題で 使い方がわからない・・・。しかたないので、春に仕事でフランスに来た姉の使い残しの絵葉書分の切手を貼った絵葉書と、何も貼ってないのとを夫が窓口に持っていった。ら、なにやら 言われている。春から郵便料金が値上がりしたから、姉にもらった切手では足りないらしい。とても親切な窓口の女性が、言葉のわからない私たちに一所懸命説明してくれ、足りない差額分の切手と、何も貼ってない方には それ相当の切手を貼ってくれた。パリでは何度かとても親切にしてもらったが、この郵便局もそのひとつである。
ちなみに、パリで春から値上がりしたのは、郵便料金だけではなく、メトロなどに乗るためのTicket t+も値上がりしていた。Ticket t+に関しては 値上がり後でも 姉の残りも差額なしで使えた。

かわいい小さなおもちゃ屋さんを見つけたので、そうだそうだ、と思いつき、以前長いことお仕事をさせていただいた編集者の赤ちゃんに犬のパペットを買った。
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入ったらすべてが一目で見渡せるほどの小さいお店には、夢がいっぱいつまっているようだった。新しい赤ちゃんにプレゼントを買える幸せ・・・。このお店の人も とても親切で、いい買い物もでき、いい思い出にもなった。

バスティーユ駅に戻り、メトロ5番でプラス ディタリー駅へ。
丹下健三が設計したというGrand Ecran(グラン・エクラン)という複合ビルにはショッピングセンター「Italie 2」などが入っていて、以前日本にも進出していたカルフールというスーパーも入っていた。こういうショッピングセンターは、日本のららぽーとと同じ雰囲気で、もちろんトイレもある! なので、カルフールや 大型書店などを楽しく見物。
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しかしこの後、一度見たら忘れられないようなデザインのこのビルを・・・私たちは何度も繰り返し見ることになるのであった・・・。

そもそも、プラス ディタリー駅に来たのは、13区のチャイナタウン、なるところへ行くためであった。・・・のだが、ガイドブック片手に スタスタ速足で歩く夫をひたすら追いかけるも、なかなかチャイナタウンは現れない。ずいぶん行ったところで 夫、ガイドブックの地図を見つめて唸る・・・。「通りを間違えた」と言って戻ると、また丹下健三のビル・・・。違う方向へまたスタスタ速足で歩く夫をひたすら追いかける。・・・ずいぶん行ったところで また唸る夫・・・。「反対側だった」と言って戻ると、また丹下健三のビル・・・。反対側へまたスタスタ・・・。これをもう2度ほど繰り返し、とうとう夫は 自分で自分に怒り出した・・・。夫婦の危機になってはいかんので ひたすら何でもない風を装う私。・・・でも、もう丹下健三のビルがかすんで見えそうなくらいヘロヘロになっていた。 
・・・ま、迷子といっても・・・
こんな風景や
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こんな風景を
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見ながらだったので、私はそれなりに楽しかったのではあるが。

ちょっと待ってて、と言ったきり しばらく帰ってこない夫を、ベンチに座ってこの日何度目かの丹下健三のビルを見上げつつ待つ。
「もう次に移動する」と言って口を真一文字にする夫・・・。
プラス ディタリー駅から 次の目的地、夫が行きたがっていたリュクサンブール公園を目指して、メトロ6番でダンフェール ロシュロー駅、そこでPER((高速郊外鉄道)Bに乗り換えてリュクサンブール駅へ。メトロとPER((高速郊外鉄道)を乗り継いでもパリ市内なのでTicket t+1枚で行ける。
移動中、夫が 珍しく神妙な顔して「フランス来る前に、娘1から、お母さんのことも聞いてあげてね、お父さんだけの旅行じゃないんだからね、ってオレ、言われたんだよな・・・あいつ、珍しく しつこく そう言ってきたんだよな・・・」と言う。「ガイドブック読みすぎて、メジャーなとこより マイナーなとこに惹かれてるけど・・・ノートルダム寺院とか、やっぱり よかったもんな・・・」とも言う。チャイナタウンにたどり着けなかったことが余程こたえているんだろう。・・・あまりにかわいそうなので、次のリュクサンブール公園がすばらしいことを祈るのみであった・・・。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-09 15:51 | 旅先のこと

パリの「デパ地下」は地下じゃない・・・(パリ旅行3日目-2)

アンヴェール駅についたのは昼ごろだった。
駅から続くお土産物屋さんの並ぶ小道を上がっていくと丘の上にサクレ・クール聖堂が見えた。
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お土産物屋さんの並び方や親しみ感のある感じといい、最初はゆるやかに そしてだんだん険しく上がっていく感じといい、なんとなく、夏に行った江の島に似た雰囲気がある。江島神社=サクレ・クール聖堂、という配置である。
聖堂にはケーブルカーでも上がれるのだが、ここはやっぱり自分の足で登りたい、ということで階段を登りはじめたのだが、これが結構きつい。きつい上に、所々にタムロしている黒人が、実はちょっと乱暴な物売りで、ミサンガのような紐状の物を買わせようと しつこく寄ってきて、そのうちの一人が かなりな力で私の手首をつかんで来た。無理やり手首に結んで買わせようという作戦らしい。・・・小さいアジア人のオバサンだけど、あたしはそんなことには負けませんっ!っと毅然とした態度で振り払って 堂々と大股で歩いたが、実際は 心臓バクバクだし、つかまれた手首も痛かった。パリで唯一 嫌だった出来事であるっ・・・。・・・むっ! 他にも目つきの怪しいグループがうろついていたので、ここいらへんでは観光客はいっそう気を付けるべき、なようだ。

そんな嫌な気分を忘れさせてくれる回転木馬・・・。
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パリでは 回転木馬を何度か見かけた。乗っているところは一度も見なかったが、回転木馬はヨーロッパらしい雰囲気を盛り上げてくれる。

聖堂まで上ると、パリが見下ろせる。
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右手に飛び出ているのは高さ210メートルのモンパルナス・タワー。
サクレ・クール聖堂はビザンチンスタイルの教会で、イエスキリストの姿を中心とした大きなモザイクの天井画がある。撮影禁止なので画像はないが、他の教会とは一味違った、デザイン的で力強い天井画である。よく見かける、空をイメージさせるような天井画ではなく、深い青と金色と白で潔いほどシャープに、そしてすっきり構成されたその絵は、「宇宙のようだ・・・」と私には思えた。

サクレ・クール聖堂から裏手の方へまわると テルトル広場がある。
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今ではお土産用の絵を売ったり、観光客相手に似顔絵を描く商売が盛んなようであるが、古くは ルノアール、ゴッホ、ロートレックなどなど有名な画家たちが愛し、描いてきたモンマルトル、町並みは素敵で どこを切り取っても絵になる。
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そして、小さいながらもブドウ畑もある。
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フランスと言えば、ワイン。ワイン大好きな夫は、今回のフランス旅行に際し、当初「1日は、自転車でブドウ畑を走る」という案を出してきた。最初は「はあはあ」と聞き流していたが、その計画をどんどん具体化しようとしている様子に危機感を感じ、詳細を問いただすと「自転車を借りてブドウ畑目指して20キロ以上走るつもり」だと言う。
「・・・この寒空に?」「まあ、そうだね」
「自転車なんて10年くらい乗ってないけど・・・」「そうかね?」
「・・・雨降ったら?」「あぁ、雨か」
「肉体的に、翌日以降の日程に差し障りが出るかもよ、お互い・・・」「・・・」
ということで、夫はブドウ畑の中を自転車で走り回る、という計画から、モンマルトルの小さなブドウ畑を見られればいいや、と考えをかえてくれたのである。

素敵なモンマルトルの町並みをクレープを食べながら歩き、小さな指ぬきを自分用のお土産に買って、ラマルク コーランクール駅からメトロ12番と3番を乗り継いでオペラ駅へ。
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パリにはオペラ座が二つあって、その一つが、オペラ駅にある このオペラ・ガルニエ(1875年完成)である。この日は リハーサルのため シャガールの天井画で有名な舞台自体は見られなかったが、その他の部分は見学できる、ということで、一人9ユーロのチケットを買った。「チケットを買った」と簡単に書いたが、自動販売機の説明がよくわからない上に、クレジットカードが認識されず、結局は窓口のお世話に・・・。
今回の旅では、当初はメインで使うはずだったクレジットカードがいろいろなところではじかれてしまい、夫が唯一持っていた もう1枚をメインで使うことに変更した。帰ってからインターネットで調べたら、「パリではICチップ付きのクレジットカードじゃないと使えない」というような情報が多かったが、我が家の場合は使えなかったのがICチップ付きで、問題なく使えたのはチップなしであった。なにしろ言葉がわからないため、あちこちで何やら言われた「なぜ使えないか」が わからないのだが・・・。とにかく、カードは便利だが、旅には2枚以上のカードを持っていくべきだと痛感したのである・・・。

さて、やっとのことで入場できたオペラ・ガルニエ。どこもかしこも豪華で素晴らしい。
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この円天井は、具象的な絵ではないけど、どことなくサクレ・クール聖堂の天井画に通ずるものがある。
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ベルサイユ宮殿まで行けないなら、ここで十分、いや、床まで輝いているという点を入れると こちらの方が豪華絢爛!というほどのホワイエ(ロビー)。
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「ORCHESTRE(オーケストラ)」と書いた扉。この階にはこういう扉がたくさん並んでいた。床のモザイク模様と灯りと重みのある木の扉のコンビネーションが素晴らしい・・・。
パリの建築物に共通して言えるのは 空間に対しての灯りの使い方が素敵だ、ということ。全体を明るくするのではなく、暗い所、深い所を作って、そして柔らかい灯りだったり 強い灯りだったりを部分的に使っている。デンマークに留学していた娘2も、デンマークの家庭での灯りの使い方が日本とは違うと言っていたっけ。日本では家庭は蛍光灯で明るくしてしまうことが多いようだが、公共の場では 素敵なライティングの建物も増えてきた。
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ちょっと、余談であるが、このように素晴らしいオペラ・ガルニエであるが・・・、そのトイレは・・・ごくごく普通、であった。・・・今の日本で言うなら、「あ、ちょっと残念だったな・・・。」という ただ便器があるだけのものであった。・・・もちろん便座はついてたけどね。

素晴らしいオペラ・ガルニエをあとにして、次は本日の夕飯を仕入れるべく、1893年創業のギャラリー・ラファイエット百貨店へむかう。
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ヨーロッパ最大の売り場面積を誇るギャラリー・ラファイエット百貨店の天井には立派なステンドグラス。
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その百貨店の「デパ地下」を目指し、上りのエスカレータで1階(日本でいうと2階)へ。パリの「デパ地下」は地下じゃないのね。
もう、とんでもなく美味しそうな数々の物たちを眺めながら、でも、胃袋は一人ひとつずつ・・・、悩みに悩んで、キッシュ・ド・ロレーヌ(6.6ユーロ)と自分で焼いて仕上げるエスカルゴ12個入り(5.7ユーロ)、ミニパンケーキ16枚入り(1.95ユーロ)そしてお土産のお菓子Calinous(6.9ユーロ)を購入。
この日は贅沢させてもらってタクシーで帰宅。
夕食は買ったばかりのエスカルゴをフライパンで焼き、
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キッシュ・ド・ロレーヌ、バゲット、チーズ、ルッコラのサラダ。
食後は、一人で町を歩きに行った夫が買ってきてくれた「なんとかフランボワーズ」(夫談)とコーヒー。
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いやぁ、どれもこれも美味しくって大満足! タクシーのおかげで 14600歩。それでも やっぱりクタクタに疲れて、湯船にゆっくりつかった後、9時半には寝てしまった。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-06 21:21 | 旅先のこと