ANA国内線【PR】
冬の夜の散歩
もともと散歩が趣味なのだが、この冬は 「夜の散歩」にハマった。
キンキンに冷えている真冬の夜に 外に出るのは勇気がいるのだが、出てしまうと すごくいいのである。ダウンコートという物のおかげで、重い上着で着ぶくれせずとも、気軽に外へ出られる。それに 帽子と 手袋。散歩のおともは 犬と それから 好きな曲を詰め込んだウォークマン。

家を出たら、まずは 裏の公園に行き、「今夜はどっち方面に行こうかな」と考える。アップダウンが激しい西方面へひたすら行くのもいいけど、中学校の外周をグルッと回るのも好きだ。でも、アルバム1枚分聴きながら歩くなら、中学校の外周を回ったあと 運転試験場の外周を回るコースがいい。

なぜだかわからないが、歩き出しに西に向かうのが好きだ。だから 素直に西に上る。ゆるやかな坂を上りあがると、右手に 中学生だった頃娘たちが「沖縄の家」と呼んでいた大きなお屋敷。なんで「沖縄の家」なのかと 思っていたら、ある角度から見上げると そう見えるんだそうで、真っ青に晴れ渡った日に その角度で見上げたら、たしかに 「沖縄の家」だった。でも、冬の夜は ちょっと恐ろしげな黒い塊に見える。

「沖縄の家」を過ぎてしばらくしたら 南へ曲がる。まっすぐ行くと中学校だ。冬の夜の8時から9時くらいだと、犬の散歩には めったに出会わない。会うのはジョギングの人。若い人もいるけど、4,50代の人が多い。冬の夜でも みんなよく走る。男の人も 女の人も よく走る。それぞれが 一人ずつで 黙々と走っている。

中学校をあとにして、さらに南へ まっすぐな坂を上る。歩道があるので 気楽にふらふら上る。この坂は 中学校の校舎から グランドはさんで正面にあり、だから、きっと 昼間の教室から見たら まっすぐな坂を必死に上ってる人の後ろ姿がよく見えるだろうなっと思う。私が中学生だったら、きっと 授業中に この坂をぼんやり見てるだろうな、っと、この坂を歩くたびによく思う。歩いてる人が犬を連れてたら「当りだ!」っと 中学生の私ならきっと思う。

坂を上りきったら、今度は住宅地の中へ吸い込まれるような くねった下り坂。この下り坂の最後あたりで、たいてい2人くらいのサラリーマンとすれ違う。顔までは見えないので 同じ人かは不明だが、坂の下のバス停から家路をいそぐお父さんたちだろう。「どーもお疲れ様です」と心の中で思いつつすれ違う。もっとお疲れ様の我が夫は まだ帰っていないから 帰ってきたら もっと「どーもお疲れ様です」っと思おう、と思う。

くねった坂を下りきったら、東のバス停の方へは行かないで、南に向かって 長い坂を上る。ここはバスも通るのに 歩道がなくて歩きにくい。だから 注意深く上る。途中で 車の通らない抜け道があるのだが、夜は怖いので そこは通らず ひたすらまっすぐ上る。

上りきったら 左手には短大、運転試験場と並び、右手には看護学校、がんセンターと並ぶ。夜の病院を外から見ると、胸の奥に何かがつまったような、何とも言えない気持ちになる。夫が治療中、外泊できた時には たいてい帰りは夜で、病院の灯りに向かって車を走らせた その時の気持ちを思い出し、また、病院でのいろいろな出来事を思い出し、そこにあるだろう いろいろな人の いろいろな思いやいろいろな時間に気持ちがいくからだ。
でも、夜の病院はあたたかくもある。この通りのこの時間に ひとけがあるのは病院だけで、そして その灯りはあたたかいのだ。友人知人の何人かは ここで治療を受けているし、受けていた。

病院を過ぎると 一瞬 ひとけがなくなり、ずっと先に 道路工事の明かりが見えてくる。この工事は 時々休みながらも、今でも夜になるとやっている。がんセンターの建て替えの大規模工事が続いているからだろうか。がんセンターも運転試験場も 機能を止めずに、組み合わせパズルを組み合わせ直すようにして、来年には 新しくなるそうである。うちのベランダからも見える大きなキリンのようなクレーンを 夜空の下で頼もしく見上げる。

道路工事で交互通行になっているところでは、誘導係りのおじさんが 毎度私を渡らせてくれようとするのだが、たいていは ここで渡らず 笑顔で左を指さしながら 左へ行く。でも、アルバム1枚分以上歩きたい時は おじさんに誘導されて ここで右に行く。

左に行くコースでは 素直にバス通りを戻ることが多い。歩道があるので 歩きやすいからだ。そして、ふた山越えて、いつもの大きい十字路に来たら、ちょっと住宅地の中に入って、外にいる顔なじみの犬をのぞいて、まだ余力があれば また大きい通りにもどって、西に向かう方向から家に帰る。疲れていたら、そのまままっすぐ行って、西から東に向かう方向で家に帰る。

道路工事のところから右に行くコースは 過酷だ。坂の傾斜が急なのだ。でも、そこを頑張って上れば町のてっぺんに行けて気持ちがいい。頑張ってバイパスの上の橋まで行けば みなとみらいの夜景も見える。坂のてっぺんまで行ったら、たいていは 私立の女子高を右手に見ながら大きくカーブする道を行き、途中で住宅地の中に入る。この女子高は、以前は県立高校だった場所で、その古くて地味な校舎を 大規模リフォームでレンガ張りの立派な校舎に改築した。同じ建物とは思えないほどの出来栄えで、はじめて見た人は 唸ったものだった。校門も外周のフェンスも新調され、以前からある桜並木に加え、フェンスにはきれいなバラが植えられて、どこから見ても 上品な女子高になった。
女子高から我が家に向かう住宅地は、映画『そうかもしれない』の撮影に使われたエリアだ。娘たちが小学生の頃に ちょうどロケをしているのに出くわし、その題名だけを覚えて帰ってきた。ずいぶん後になって その題名の映画をテレビでやると知って 家族で観た。長年連れ添った妻(雪村いづみ)が認知症となり、自身も癌に蝕まれながら妻を愛し続ける夫((桂春團治)の姿が、わが町の風景の中で描かれた、静かで 深い映画だった。いつも車を運転して通る道が、車窓の風景として映し出され、この 古びた「ニュータウン」の中にも たくさんの『そうかもしれない』があるんだろうな、と思わずにはいられないのである。

娘たちが映画のロケと出会った公園を過ぎたら、バス通りに出て、道路工事を左に行くルートに合流して、あとはいっしょである。
散歩の最後にふさわしい曲で到着できた時は 最高だし、名残惜しい時には 玄関の外の椅子で しばらく座っていたりする。
冷えた空気はすこぶる透明で、月もオリオン座も心にしみるほど輝いて、そんな夜空を見上げながら 犬らと歩く冬の夜の散歩は、とっても贅沢でしあわせだということが、この冬の大きな発見だった。一生楽しめる幸せを一つ見つけた。


そんな冬も終わり、
次の冬を楽しみにしながら、
最近 見つけた あらたな楽しみは、
「階段でお茶」である。
そのささやかな楽しみことは またいつか・・・。


# by hatake-garden | 2012-05-25 12:31 | 日々の暮らし | Comments(0)
日食とグリーンピースとゴボウ茶と・・・
金環日食の中心線上にある我が区は、小学校も早朝登校となり、地元の動物園でもいろんなイベントが企画され、それなりの盛り上がりを見せていたのだが・・・ 今朝はあいにくの曇天で、その上 時折 小雨までパラついて・・・「用意していた日食グラスはど~なっちゃうのよ~!!??」っと 動物園までの長い道のりを歩いて買いに行った ペラペラの日食グラスを持って 右往左往していたのだが、金環の瞬間は観られなかったものの、ズレちゃった後で 奇跡的に少しの間だけ太陽が顔を出し、夫と二人で 階段の天窓から 大きく欠けた太陽を観ることが出来た。・・・よかったよ、日食グラスが無駄にならなくて・・・。
山方面に通学している娘1からも 途中で観られた!とのメールがきたので 喜んでいたら、海方面に通学している娘2からは 残念ながら観られなかった、とメールが来た。ま、6月6日に 今度は 太陽の前を 金星が横切るのが観られるとテレビで言ってたからね・・・、「日食グラスは大事にとっておこう!」っと返信した。

そんな朝からの金環日食フィーバーも終わり、いつもどおりの畑の庭の巡回。
スナック(プ!)エンドウが食べきれないほど とれているのだが、ここにきて ハモグリバエと各種カメムシが押し寄せてきて、さやの外側が汚くなっているものが多い。
っということで、剥いて・・・、

グリーンピースにした。これでカサも減らせた。

昨日の夕飯に夫が作ってくれた「煮込みハンバーグ」の残りのトマトソースに山盛り入れて、お昼は一人で優雅にパスタ! へへへ! 
甘酸っぱいところにニンニク効かせたら 美味しかったよ!

食後のコーヒーの代わりには、
少し前に作ったゴボウ茶。
20歳若くなろうとした姉が買った話題の本を、20歳若くなろうとして借りたのだが、それに「コーヒーの代わりにゴボウ茶を飲むといい」と書いてあったので、さっそく作ったのである。
・・・感想。
ゴボウ茶は 香ばしくて それなりに美味しくて、そして たしかにゴボウのお茶であり、コーヒー、ではなかった・・・。
したがって・・・ゴボウ茶の後に・・・やっぱり コーヒーが 飲みたいのであった・・・。たはは・・・。でも、ここは我慢か・・・。 20歳若くなりたいからね・・・。・・・あぁ、台所の棚の上のいつもの場所で コーヒー豆が私を呼んでいる・・・。・・・。
・・・やっぱり コーヒー淹れてこよ・・・。



# by hatake-garden | 2012-05-21 12:52 | 日々の暮らし | Comments(8)
小さな畑の庭で咲いてる花たち
8畳ほどの小さな畑の庭。
少し前より 全体にちょっと黄色っぽいのは ソラマメやらスナック(プ)エンドウやらの足元の春菊が 背高のっぽになって 黄色い花をたくさん咲かせているからだ。
そんな春菊の他にも そこここで いろんな花が咲いていて、ちょっとにぎやか。
ハーブの寄せ植えの所のチャービルは 小さな白い花。アリンコや小さな甲虫など 小さな花に合わせたように 小さな小さな虫たちが 朝もはよから活動してる。
紫のアヤメっぽいのは 娘2がずっと前に斜め向かいのお宅からもらってきたもの。すごく広がると聞いたので 鉢植えにしてたけど、去年 とうとう地面におろした。雨不足の異常気象で いろんなものの調子が悪くなったから いろんなものを地面におろしたんだけど、やっぱり地植えの方が元気でいいね。
にぎやかな色柄のビオラは これまた背高のっぽになって 花もこぶりになったけど、数はたくさん。オレンジ色の蝶々ツマグロヒョウモンの幼虫にかじられ中・・・。
ミルキーホワイトのバラ、アイスバーグも鉢植えだったのを 去年地面におろした。
紫のミヤコワスレも斜め向かいのお宅からいただいた。毎年長くよく咲いてくれる。
白いミニバラは 2000年の春にオープンしたショッピングモールの開店記念セールで100円か150円だったもの。細かな名前がわからないのだが、ブルーベリーの足元に植えたら、今では モジャモジャに大きくなって 一年中よく咲く。真冬の花は ちょっとピンクっぽくなる。
鉢植えのバレンシア・リトル・レモンは 去年 悩んで まだ鉢植えのまま。ほんとは地植えにしてあげたいけど・・・、木は 場所をかえられないからね・・・そこがつらいところ。ごめんね・・・。小さいアリンコが活動中。
ブラックベリーは そろそろ花も終わり、緑の実ができはじめてる。すっごく丈夫で、丈夫すぎて広がりすぎて友人宅から里子に出され、そこから また株分けされて うちにきた。うちでも もう何年も 少々持て余し気味だったけど、去年の雨不足で かなり勢力を弱めている・・・。そうなると それはそれで心配・・・。
玄関アプローチのラベンダーは、これまた丈夫で 一年中ずっと咲いている。この前 牛乳の勧誘のおじさんにすっごく褒められた。「絶対とれないから」っと断ったのに 「いいから、飲んで!」って 試供品のいろんな味の牛乳をもらっちゃったよ。すいません。空きビン渡す時も ラベンダーをまた褒めてくれた。ありがとございます。
大好きなスィートアリッサムもドクダミに混じって咲いている。かわいくて大好きなんだけど、そろそろ黒いイモムシにやられる予定・・・。毎年のこと。
まだ植えつけてないミニトマトのアイコ。今年も赤2、黄色1の3アイコの苗を用意してるんだけど、ソラマメとスナック(プ)エンドウがまだいるので 待機中なんだな・・・。
春菊は お花畑風になってる。・・・せま~いけどね・・・。

畑の畝じゃない所は シロツメクサ。
畝じゃないところ、ってことは、通路ってことで、毎日私に踏みつけられて、そうすると 悲しいくらいにペッタンコになっちゃうんだけど、しばらくすると またモシャモシャに復活する。いつも踏んじゃって ごめんね・・・。

去年ウッドデッキを撤去して 畑の庭の縁側みたいな部分がなくなったせいか、大好きなカナヘビを見かけない・・・。その縁側の下で 毎年子どもが生まれてたんだよね・・・。環境をかえちゃって ごめんね・・・。
ニホントカゲは 今まで以上に多くて、小さい子どもがたくさんいるし、すっごくすっごく大きいのが 何匹かいるよ。
カナヘビはのんびり屋さんで 写真にも撮れたけど、ニホントカゲはすばしっこくて ローガンキョーという名のメガネをかけた モタモタのオバサンには 撮れないよ・・・。

あ、そうだ。前に残していたハルジオンも咲いているよ。
これは もう あちこちに。車庫のレンガの隙間から出てきたのも咲いてるよ。きれいだね!

# by hatake-garden | 2012-05-19 11:42 | 畑を彩る花たち | Comments(2)
春菊の花いろいろ
今、小さな畑の庭では 春菊の花が咲いている。

こんなのや、

こんなのや、

・・・こんなのもあった。
ど~しちゃった?春菊・・・。


# by hatake-garden | 2012-05-17 09:41 | 畑を彩る花たち | Comments(2)
ソラマメ!
去年の秋に埋めたソラマメ。
さやが上向きから・・・、

下向きになったら・・・、
そろそろ食べごろ。

採って、

剥いて、

集めて、

鶏肉とカブといっしょに炒めて、

味噌で煮込んだゆで卵とゴボウも入れて、

今日の夕飯の出来上がり!!

# by hatake-garden | 2012-05-16 17:52 | 収穫 | Comments(6)
< 前のページ 次のページ >