芸術の都、パリ・・・(パリ旅行5日目-1)

パリに来て5日目の朝も 3時15分には目覚めていた。4時半まで粘って 起床。
朝食は クロワッサン、ショコラデニッシュ、キッシュ・ド・ロレーヌの残り(1ホール買ったので まだあった!)、サラダ、洋ナシ、コーヒー、そして「フランス行ったら 卵買って オムレツ作りたい!」と言っていた夫の夢がかなってオムレツ。もちろん 夫作。
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卵3つ使ったら、ひとつは双子。チーズも発酵バターも入ってて とっても美味しかった!
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夫がお土産用のチーズやバターを買いにモノプリに行っている間に 私は掃除。

10時にアパートメントを出て、メトロ2番でポルト ドーフィヌ駅からシャルル ド ゴール エトワール駅へ。
フランスに到着した日、私たちは 空港の観光案内所でパリ・ミュージアム・パス2日用を購入していた。この券を持っていれば、連続した2日間のうちなら、入場券売り場に並ぶことなく、パリやパリ近郊の美術館、宮殿などに入れる。2日用パスは 一人分35ユーロである。今日と明日はこのパスを使うのである。
で、さっそく、シャルル ド ゴール エトワール駅から凱旋門の足元へ。
凱旋門は、周りをぐるっと道路に囲まれていて、かつ その道路は かなりな交通量である。先日 遠くから見た時に、「凱旋門の足元までは いったいどうやって行くのよ・・・?」っと思ったのだが、メトロを降りると、すぐそばに専用の地下道があり、そこを通ると凱旋門の足元に行ける。
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1805年に勃発したオステルリッツの戦いでの予想外の大勝利を記念してナポレオンが命じて建てはじめたのだが、完成したのは1836年、その間に ナポレオンは失脚し死去していた。死後19年経った1840年に、ナポレオンの眠る棺はセントヘレナから帰国し、やっとこの凱旋門をくぐることができたそうである。
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くぐって見上げた凱旋門。
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凱旋門の横顔。
1920年には、第一次世界大戦の身元不明戦死者の一人が、150万人を超える戦死した兵士の代表として凱旋門直下に葬られ、今でもいろいろなセレモニーが行われているそうである。
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ミュージアムパスを使って、歩いて凱旋門を登る。ぐるぐるの螺旋階段は 思ったよりもきつい・・・。
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目が回りやすいタチなので、螺旋階段の下を見下ろしたら、目が回ってきた。途中、お土産屋さんのある所で少し休み、やっと屋上へ。
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凱旋門の上に無事到着。夫婦で凱旋門を踏みしめる。
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霧のパリ。
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私たちはパリに来ているんだ、それも 凱旋門の上、としみじみ思う。

シャルル ド ゴール エトワール駅からメトロ1番と12番を乗り継いでソルフェリーノ駅へ。
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宝石のようにキラキラしたケーキ屋さんのウィンドウをのぞきながら歩くと、着いたのはオルセー美術館。
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ここはかつてのオルレアン鉄道の終着地で、1900年築のオルセー駅舎をそのまま利用して、1986年に美術館として復活した。駅だった時代、中央通路にはホームと線路があったそうで、今でもガラス張りのアーチ状の大きな窓の所に 大きな時計があるのが、面白くもあり、また、他の美術館とは違う雰囲気を醸し出している。残念ながら、以前は撮影出来たそうだが、今は館内撮影禁止である。でも、そのおかげで 作品としっかり向き合うことができる。
中学時代大好きだったルノアールがこの目で観ることのできる感動。「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、筆の跡が時代を超えて、画家が生きていた実感を伝えてくる。ゴッホも画集で観るより優しく繊細に感じた。「自画像」も、思っていたより ずっとやさしい印象だった。モネの「日傘の女」、すごくよかった。やさしく 明るく でも、軽くはない。あたたかい絵。ドガもすばらしかった・・・。
絵や彫刻など、芸術家の作品に触れる時、その作品の構図や色やその他もろもろの芸術性の事柄よりも、その作品のむこうに その芸術家の生きた感じ、息づかいのような、心のような、そういう、目にははっきりと見えない何かを感じられた時に 心に何かがグッと入ってくる。それは、時には その作品に向き合っている芸術家の視点だったり、時には 作品はこちらに背を向けて 作品に集中している芸術家の姿のようなものだったり、そういう空気が 感じられる瞬間が 迫ってくることがある。言葉に うまく言えないのだが、オルセー美術館でも そんな瞬間をいくつか持つことができた。その時感じた心の中の温度の変化が、帰国した今も じわっとよみがえる。
・・・オルセー美術館は ほんとうに素晴らしかった。


オルセー美術館の余韻に浸りながら、美術館前のお店で クレープ(ガレット)をテイクアウト。美術館の外階段に腰かけて食べる。夫は 卵とチーズとハムのガレットにビール。私は シャンピニオン(きのこ)とチーズのガレットにホットチョコレート。このガレットが美味しかった! パリでもう一度だけ 好きなもの食べられるなら、私はこの時食べたガレットだ。

焼き栗を食べながら、セーヌ川を渡り、ルーヴル美術館へ向かう。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-14 20:23 | 旅先のこと
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