パリのチャイナタウンを探して・・・(パリ旅行4日目-1)

パリ4日目も3時にパッチリと目が覚めた。4時まで粘って起床。
朝食は、キッシュ・ド・ロレーヌの残り、パンケーキの小さいの、ルッコラのサラダ、洋ナシ、ヨーグルト、発酵バター、チーズ、紅茶。何でも美味しいのでモリモリ食べてしまう・・・。
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ルッコラのサラダは、大きなビニール袋にそのまま食べられるような状態で入っている商品で、こういう袋入りサラダは滞在中に何種類かを何度か買った。日本にも似たようなものがあるが、こちらでは円高のせいか とても割安だ。後日食べたキャベツとレタスのハーフみたいな葉物のサラダは、レタス以上に栄養もありそうで、でも、きゃべつみたいにゴワつかない、という物で、とても美味しかった。いろんな種類の葉物が混ぜてあるカラフルなサラダも美味しかった。

「今日は市場とチャイナタウンに行く」と張り切る夫に連れられて メトロ2番と1番を乗り継いでバスティーユ駅へ。7冊のガイドブックを3回ずつも読んだ夫は 妙にマニアックなことを繰り出してくるので、「あたしはエッフェル塔の足元にもまだ行ってないし、奇跡のメダイ教会には絶対行きたいんだからね・・・」と念押ししておく。
駅前のバスティーユ広場には1830年の7月革命で犠牲になった市民を追悼する7月革命記念塔が建っている。
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写真撮り忘れたのだが、パリのもう一つのオペラ座、築20年のモダンなデザインのオペラ・バスティーユもこの広場にある。

美味しそうなお菓子のお店があったので ショコラのエクレアを買って 歩きながら食べる。
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車が通れないような小道を入ると、そこは家具関係のお店が集まっているようで、小さな店の中に 椅子やソファなどがゴチャゴチャっと置いてあったり、
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工房があったりした。
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ヨーロッパらしい素敵な小道。・・・でも、足元には犬の落とし物・・・。

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アリーグルの市場は「北アフリカ系住民が多い地区だから 市場も他とちょっと違うらしい」と夫。確かに少しはエキゾチックな雰囲気がある。小規模ではあるが 蚤の市もやっていて、そこにも木彫りのお面とか人形とか、アフリカっぽいものがたくさん出ていた。
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郵便局を見つけたので 書いて持ち歩いていた絵葉書を出すことにした。
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フランスの黄色いポストの写真をガイドブックで見てはいたのだが、いざ出そうと思うと なかなか見つけられなかったのだが、この郵便局も 外にポストはなく、建物の外壁に投函口らしきものがついていた。
中に入ると いきなり携帯電話がたくさん置いてあり、まるで携帯ショップのようであり、ほんとにここは郵便局なのか?と不安になったが、よく見ると切手の自動販売機があった。でも・・・言葉の問題で 使い方がわからない・・・。しかたないので、春に仕事でフランスに来た姉の使い残しの絵葉書分の切手を貼った絵葉書と、何も貼ってないのとを夫が窓口に持っていった。ら、なにやら 言われている。春から郵便料金が値上がりしたから、姉にもらった切手では足りないらしい。とても親切な窓口の女性が、言葉のわからない私たちに一所懸命説明してくれ、足りない差額分の切手と、何も貼ってない方には それ相当の切手を貼ってくれた。パリでは何度かとても親切にしてもらったが、この郵便局もそのひとつである。
ちなみに、パリで春から値上がりしたのは、郵便料金だけではなく、メトロなどに乗るためのTicket t+も値上がりしていた。Ticket t+に関しては 値上がり後でも 姉の残りも差額なしで使えた。

かわいい小さなおもちゃ屋さんを見つけたので、そうだそうだ、と思いつき、以前長いことお仕事をさせていただいた編集者の赤ちゃんに犬のパペットを買った。
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入ったらすべてが一目で見渡せるほどの小さいお店には、夢がいっぱいつまっているようだった。新しい赤ちゃんにプレゼントを買える幸せ・・・。このお店の人も とても親切で、いい買い物もでき、いい思い出にもなった。

バスティーユ駅に戻り、メトロ5番でプラス ディタリー駅へ。
丹下健三が設計したというGrand Ecran(グラン・エクラン)という複合ビルにはショッピングセンター「Italie 2」などが入っていて、以前日本にも進出していたカルフールというスーパーも入っていた。こういうショッピングセンターは、日本のららぽーとと同じ雰囲気で、もちろんトイレもある! なので、カルフールや 大型書店などを楽しく見物。
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しかしこの後、一度見たら忘れられないようなデザインのこのビルを・・・私たちは何度も繰り返し見ることになるのであった・・・。

そもそも、プラス ディタリー駅に来たのは、13区のチャイナタウン、なるところへ行くためであった。・・・のだが、ガイドブック片手に スタスタ速足で歩く夫をひたすら追いかけるも、なかなかチャイナタウンは現れない。ずいぶん行ったところで 夫、ガイドブックの地図を見つめて唸る・・・。「通りを間違えた」と言って戻ると、また丹下健三のビル・・・。違う方向へまたスタスタ速足で歩く夫をひたすら追いかける。・・・ずいぶん行ったところで また唸る夫・・・。「反対側だった」と言って戻ると、また丹下健三のビル・・・。反対側へまたスタスタ・・・。これをもう2度ほど繰り返し、とうとう夫は 自分で自分に怒り出した・・・。夫婦の危機になってはいかんので ひたすら何でもない風を装う私。・・・でも、もう丹下健三のビルがかすんで見えそうなくらいヘロヘロになっていた。 
・・・ま、迷子といっても・・・
こんな風景や
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こんな風景を
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見ながらだったので、私はそれなりに楽しかったのではあるが。

ちょっと待ってて、と言ったきり しばらく帰ってこない夫を、ベンチに座ってこの日何度目かの丹下健三のビルを見上げつつ待つ。
「もう次に移動する」と言って口を真一文字にする夫・・・。
プラス ディタリー駅から 次の目的地、夫が行きたがっていたリュクサンブール公園を目指して、メトロ6番でダンフェール ロシュロー駅、そこでPER((高速郊外鉄道)Bに乗り換えてリュクサンブール駅へ。メトロとPER((高速郊外鉄道)を乗り継いでもパリ市内なのでTicket t+1枚で行ける。
移動中、夫が 珍しく神妙な顔して「フランス来る前に、娘1から、お母さんのことも聞いてあげてね、お父さんだけの旅行じゃないんだからね、ってオレ、言われたんだよな・・・あいつ、珍しく しつこく そう言ってきたんだよな・・・」と言う。「ガイドブック読みすぎて、メジャーなとこより マイナーなとこに惹かれてるけど・・・ノートルダム寺院とか、やっぱり よかったもんな・・・」とも言う。チャイナタウンにたどり着けなかったことが余程こたえているんだろう。・・・あまりにかわいそうなので、次のリュクサンブール公園がすばらしいことを祈るのみであった・・・。
(つづく・・・)
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by hatake-garden | 2011-12-09 15:51 | 旅先のこと
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