娘たちがまだまだ小さくて 双子の育児に追われていた頃、「子どもたちが物事がわかるようになって、部活やらで忙しくなる前、そうだね、小学校卒業の頃に1度だけでも家族で海外旅行に行ってみたいね」と 夫婦で話していました。しかしその後 夫が大病となり、目くるめく数年間に忙殺されて 気が付けば娘たちもすっかり大きくなり、部活やら受験やらで「家族そろっての海外旅行」は霧のかなたの存在になっていました。・・・その我が家が この冬休みにシンガポールへ家族旅行に行ってきました。
ことの発端は1年ほど前、ことあるごとに「みんなで海外旅行に行ってみたいよぉ」と言っていた娘2が、航空券が賞品になっているイラストのコンクールの記事を新聞で見つけ、いそいそとイラストを描いて応募したのが、去年の冬、高校の前期入試に合格した頃のことです。 とてもいい絵だなっと感心していたら、驚いたことに それが1等賞をいただけて、アジアへのペア往復航空券がいただけて、「家族全員で海外旅行に行きたい」という娘の夢実現のために航空会社との交渉や調整などで夫もずいぶん頑張って、で、家族でシンガポールへ行くことになったのでありました。いや~、ご褒美でいただいた往復の航空券で自分の都合のいい日程で旅行をするということが そんなに大変だとは思いませんで、ましてや その同じ日程で 家族も自費で旅行するっということも とってもとっても大変なことでして、・・・夫、がんばりました。 だから、飛行機が死ぬほど嫌いで 体力もないメマイで軟弱な私も、みんなといっしょに旅するべく、ずいぶん前から 毎日のスロー筋トレと30分以上の自転車こぎで鍛えておりました。・・・飛行機のことは・・・「直前まで考えない」でその時が来たら「無になる」作戦で何とか乗り切ろうと自分に言い聞かせました。 こうして、まだまだお正月気分真っ只中の1月4日午前1時すぎ、いつも小さな畑の庭でノボついている私が、家族4人でシンガポールのチャンギ国際空港に降り立ったのであります。 1月3日の午前中、自宅で万歩計のカウンターを0に合わせまして、バスと私鉄と1時間半の成田エクスプレスと7時間のノースウエスト航空機を乗り継いで、所要歩数わずか4966歩でシンガポールに入国です。 宙に浮かんだ窮屈なエコノミークラスの座席から解放されて わくわくしながら深夜のチャンギ国際空港に降り立つと・・・、そこはまさに「夏」でした。タートルのフリースもダウンジャケットもカバンに押し込み、ATMで少々現金化した後、タクシーを手配です。 真夜中のリムジンタクシーカウンターを元気に切り盛りしていたのはインド人のおばちゃん二人組、到着した外国人を前に電話したり指示とばしたりのキビキビした仕事ぶりで タクシー乗り場に来るタクシーに 人数や荷物に応じてお客を振り分けていきます。 さて 我が家、夫は小さい方のタクシーを頼んだのですが、おばちゃんに「人間が4人もいるし トランク3個もあるからおっきいタクシーの方じゃなきゃ無理!」っとつっぱねられ、結局ちょっと割高な大きいワンボックスに乗り込みました。 夫の立てた旅行プランを見て、途中で予算削減を 寒い冬の日本から、日本の真夏ほどは暑くない心地よいシンガポールの夜にワープし、ほっとしつつ午前3時にベッドに入り、移動だけの1日目が終わりました。
by hatake-garden
| 2009-01-13 16:21
| 旅先のこと
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